慶熙大学校(2024年8月3週間コース)20代 女性
実際に留学されてみての感想、思い出に残っていることは?
振り返ると幸せな思い出だけが残っています。旅行として訪れた韓国とは違う一面を見れたり、新しい出会いを経験できたり、1日1日が新鮮でとても楽しく充実した日々でした。今回この留学に参加して良かったなという気持ちしかありません。
学校について
学校の授業はいかがでしたか?
初日にレベルテストを行い、その結果を経て自分の級の教科書を大学内で購入しました。2人の先生にお世話になったのですが、どちらの先生も楽しく学べる空間を作ってくださいました。授業は全て韓国語で進められていくので、自然とリスニングの力も鍛えられたと感じています。午前中の韓国語授業だけではなく、文化授業を通して様々な先生方と交流することができました。
授業以外の文化体験、課外活動はありましたか?
k-pop、ドラマ、カリグラフィー、伝統遊びの4つの文化授業がありました。また、現地学習として韓国の代表的な遊園地であるロッテワールド、国立中央博物館、ペインターズ公演の観覧がありました。
クラスの人数や国籍の割合はいかがでしたか?
11人のクラスで過半数が日本人生徒でしたが、台湾とロシアからの学生もいたため、韓国語を通して繋がりを持つこともできました。
学校について意見があればお書きください。
慶熙大学は韓国国内でも施設が充実しており綺麗な景観として知られていると聞きましたが、その通りでした。宿泊していた寮からは歩いて15分〜20分ほどで到着するためアクセスも良かったと感じています。ただ学校内に坂が多くて移動が大変なのは韓国らしいなと感じた一面でした。学食は人気で早めに行かないと売り切れているということもありました。価格帯は5000ウォン程度だったのでリーズナブルだなと思いました。
宿泊先について<学生寮2人部屋>
食事について
食事は全て自分で用意しなければならなかったです。ですが寮の一階にはコンビニエンスストア、近くにはマートやご飯屋さんが多くあったので食べ物で困ることはありませんでした。日本食店があったり、カフェが多くあるので毎日飽きずに美味しく食べることができました。
部屋・トイレ、シャワー等設備について
2人部屋でルームメイトと一緒に生活しました。ユニットバスタイプで浴槽がなかったので時々浴槽が恋しい時がありました。洗濯機や電子レンジ、IHが設備されているため生活しやすかったです。しかしトイレットペーパーやティッシュ、ハンガーなどの生活用品は一切置かれていなかったので日本から準備していってよかったなと感じました。
周辺の環境やその他ご意見をお書きください。
寮から徒歩1分で最寄りの回基(フェギ)駅にいけるため、とてもアクセスがよく便利でした。学校に行くまでの道にオリーブヤングやダイソー、カフェがあったため生活しやすかったです。
生活について
韓国滞在中に困った事、苦労したことはありましたか?
日本とは違って慣れていない環境で生活をしなければいけなかったので体調を崩しそうになってしまいました。幸い常備薬を常に携帯していたので大丈夫でしたが、仮に体調不良になってしまった時にどうしたらいいのかを前もって確認するべきだなと思いました。それ以外は特に不便なく生活できました。
韓国に行って良かったと思ったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと
見える文字も聞こえてくる言葉も全てが韓国語だったため、生活を送りながら勉強できる環境に自分がいれたということがとても良かったです。勉強をしながらクラスメイトと習った文法を使って会話をしたり、実際にお店に行って使ってみたりと実演できる場が多かったので留学前よりも韓国語に対する自信がついたと感じています。また、韓国人の話すネイティブな韓国語を聞き取ることができた時にはとても達成感を感じ、言葉で表せないほど嬉しかったのを覚えています。
授業終わりや休日はどのように過ごされましたか?
授業がある日は終わった後にクラスメイトやルームメイトと学食へ行ったり、近くの食堂でご飯を食べて放課後はショッピングに出かけていました。休日は韓国人の友達と遊びに出かけたり、放課後行くには少し遠い場所(最寄駅から30分以上かかる場所)へ行き、主に服屋やカフェなどに行きました。
お小遣いをいくらくらい使いましたか?
食費やお土産代、日々の生活費全て含めて日本円で13万円ほど使いました。毎日学校に持っていく飲み物や間食など合わせた食費が1番多くかかったと思います。
韓国に滞在してみての感想、これから留学をする方達へのアドバイス
“留学”というのはお金も時間も体力も必要となるので参加するのに少し躊躇する方も中にはいると思います。ですが参加したいという気持ちが少しでもあるなら絶対に参加すべきです。韓国だけに限らず、自分の興味のある国や言語を実際に足を運んで学ぶということは自分の人生を変えてくれるターニングポイントになるのではないかと感じました。私自身も初めは韓国という国が好きという単純な理由から留学したいと思うようになりました。そして実際に足を運び、たったの3週間という短い期間でしたが自分の中にあった固定概念、考え方が大きく変わったと感じています。このような素敵な経験をぜひ、多くの人に味わってほしいと強く思っております。
日韓友好協会に対してのご意見があればお聞かせください。
留学を決心した時から帰国まで大変お世話になりました。渡韓前も親身にかつ迅速に対応していただけたため、渡韓中も安心して生活することができました。本当にありがとうございました。